聖ゼロハリ目次録~キャラ刺繍とラブライブ!~

キャラ刺繍とラブライブ!etc。オールジャンルでまとめて記事を打ち立てていきますのでヨーソロ!

ラブライブ!刺繍はもちろんのこと、CD、アニメの感想など様々な角度から切り込んでいきます!!

【ゼロハリ小説】《1》ラブライブ!-re:turn- school idol project ~ μ’sと言う未来を救え ~

国立音ノ木坂学院

秋葉原と神田と神保町という3つの街のはざまにある伝統校。

でも、それはもう存在しない学院だ。

 

私、高坂 穂乃果がかつて通っていた音ノ木坂はずっと昔に廃校になってしまった。

 

 

 

 

――そして、あれから、六年の月日が経とうとしていた。

 

「あーもう!お母さん! いくら私が頼りないからって、心配しすぎだよっ!私が何年一人暮らししてる思ってるの?」

 

そう、私は、音ノ木坂を卒業した後、シンガーソングライターとして海外で活動してから、早や三年目の春を迎えようとしていた。

 

「パンばかり食べてないって! ちゃんとご飯も食べてるよっ、ええっと、ピーマン? 前よりは残してないかな?あはは」

お母さん、相変わらず心配性なんだから。まぁ、私がたまに周りが見えなくなる時があるから仕方ないのもあるけど…。

「そういえばお母さん、最近、雪穂は相変わらず?」

 

妹の雪穂は、UTXを卒業し、大学に通っていたが、つい最近、大阪にあるブランド服のアパレル会社の営業で働き始めた。

本人が言うには、売り上げというノルマを課し、数字を残さなければいけない過酷な世界らしい。

 

「元気にしてるなら良いんだ。海外からだと電話代もバカにならないから、そろそろ切るよ。余裕があったら夏にでも戻るよ、お母さんも無理しないようにね。じゃまた。それじゃ切――」

――ツーツーツー。

 

電話、切る前に、切られちゃった……。

 

耳に当てたままのスマホをそっと降ろす。誰もいないワンルームの部屋に、はぁ、と一つの溜め息を溢す。

その溜め息は、シンガーソングライターとしてのこれからの活動の――はっきり言えば歌うこと自体へのフラストレーションだった。

初めは、路上でのストリートライブを中心に歌うことにこだわりを感じていた私。最近では、ライブハウスで出演して、それなりの知名度は上がって来ている。

それでも、私が高校生だったあの頃、目指していたものとは違うってことを薄々と感じ始めてきた。

「ことりちゃん、海未ちゃん、元気にしてるかな?」

――それは、幼い時からずっと一緒だった親友の名前。

私たち三人は、高校二年のあの日、――そう、あの瞬間を目に焼き付いて、今でもはっきりと思い出すことが出来る。

 

『やろう!全力で!!そのために頑張ってきたんだから』

 

廃校を阻止するため、私たちは、音ノ木坂でスクールアイドル‘μ’s’を結成し、ガラガラの講堂でそのファーストライブで言い切った言葉だ。

 

スクールアイドルのやりがいと誇りを感じ、ライブで感じた楽しさをより大勢に伝えたいという想いをその時、感じた

ファーストライブは、完敗だっだ。だけれど、花陽ちゃん、凛ちゃん、真姫ちゃん、にこちゃん、そして、絵里ちゃん、希ちゃんがメンバーに加わり、

――μ’sは九人になった。

 

スクールアイドルの全国大会「ラブライブ!」への参加を目指し、秋葉原での路上ライブ、海での宿を経て、文化祭ライブに挑むはずだった。

――意気込み過ぎた私の体調不良で、ライブは失敗に終わってしまった。

そして、唐突に明かされたことりちゃんが、海外に留学するという事実を知った私は、ことりちゃんの悩みに気付けなかった自分を責めた。

 

私は、μ’sを辞めると宣言した。

 

リーダーの私が辞めたせいで、μ’sは解散し、またメンバーはバラバラに散ってしまった。

 

それから、先の事はあまり覚えていない。

私はアイドルとは無縁の学園生活を送り、卒業した。卒業後は、覚えたての英語でアメリカに渡り、シンガーソングライターとして活動を始めた。

海未ちゃんと、ことりちゃんと和解したのは、ちょうどその頃だった。

日本に戻る余裕が出来たころ、秋葉原で海未ちゃんとばったり鉢合わせになったのがきっかけで、留学から帰ってきたことりちゃんと海未ちゃんと昔のように私の家で一夜を過ごした。

 

その晩は、高校生だったあの頃の話や、元μ’sのメンバーは今どうしてるか?とかそんな話で盛り上がった。

 

それからは、私たちは、アメリカで活動する今でも電話でたまに連絡を取り合っている。

 

花陽ちゃん、凛ちゃん、真姫ちゃん、にこちゃん、絵里ちゃん、希ちゃん、に関しては――。

 

「……戻りたいな。あの頃に。μ’sのみんなにまた、会いたいな……」

 

スマホをベッドに放り投げて、体をふかふかのシーツに身を預ける。

 

 

――もし、明日があの日に戻っていたら…な。

 

電話中に呑んでいたビールが頭に回ってきたのか睡魔が襲う。

私の意識は闇にだんだん沈んでいく。

 

―――――――――――――――――――

―――――――――――――

―――――――――

――――――

―――

 

『「穂乃果(ちゃん)」』

何だろう? 

海未ちゃん、ことりちゃんの声が聞こえるよ。ここ、アメリカだよ……。

なんで二人がここにいるんだろう?

 

カバッ

 

「ッ!! 何だコレ!? ここは保健室だっ! しかも、音ノ木坂の!?」

私は、保健室のベッドから起き上がると、急ぎ足であの場所に向かう。職員室に前の掲示板に張ってあるあの張りを確認するために。

 

「穂乃果ー」

 

友達のヒデコ、フミコ、ミカが声を掛けて来るがそれどころじゃゃない!

 

<廃校><廃校><廃校><廃校><廃校><廃校><廃校><廃校><廃校>

 

その張り紙は、ちゃんと職員室前の掲示板に張られていた。

 

私は、右の頬を思いっきりつねってみるが、ただ痛いだけだった。

 

私、高坂 穂乃果はその時、確信した。

 

「つまり、これはぁぁぁぁぁぁぁぁ、タイムスリップだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」

 

ラブライブ!-re:turn-  school idol project

 

「好奇心だけで初めても上手くいくわけないでしょう。ハッキリ言います! アイドルは無しです」

 

「チャンスなんだよ、海未ちゃん!! 今、アイドルを始めれば、廃校は間逃れるんだよっ」

 

「だったら、何故、穂乃果はアイドルを始めれば廃校を阻止できると確信しているのですか、穂乃果の手に持っているA-RISEのような歌やダンスが私たちにできますか」

 

 

結局のところ、私がどんなに人並み以上に歌やダンスが出来てても、メンバーが揃わないとアイドルグループ――μ’sは結成できない……。

まずは、三人でアイドル部を作るところから始めないとなー…。

 

「最初で、最大の難所――海未ちゃん。前の私はどーやって海未ちゃんを説得したしたのかなぁー。あーもぅ、あの頃みたいに無垢じゃないのがむしろ辛いよぉ……」

 

「なんなら、ウチが手伝ったろうか、穂乃果ちゃん♪」

ワシワシ~

 

「ひゃーっ希ちゃ――、じゃなくて副生徒会長っ!?」

「ウチは希でいいんよ。穂乃果ちゃん」

――希ちゃん。なんで今の時系列で、私を応援してくれているんだろう? 

そもそも、この時点で、私は海未ちゃんと、ことりちゃんの前でアイドル宣言はまだしてないはずなのに。

 

「不思議そうやな。なら、タロットの教えとでも言っておこか。穂乃果ちゃんのその熱意を伝えればええんや。親友ならば、いつかは分かってくれるんやない?」

 

『「占いで出たんや、このグループが9人になったとき未来が開けるって、 だから付けたん、9人の歌の女神μ'sって」』

そういえば、μ’sの名付け親は希ちゃんだった。

希ちゃんに言われるまで私、

――大切なこと忘れてた。

私にとって誰よりも大事な二人の親友を信じるということを。

 

――何度でも言い続けよう!! 今までがそうだったように、海未ちゃん、ことりちゃん、二人を信じ続けよう。

私だけ大人になって、変わってしまったかもしれないけど、もう後悔はしたくないっ!

 

「希ちゃ――、副生徒会長、アドバイスありがとうございますっ! 私、諦めませんっ」

 

私は、回れ右して、気付いたら廊下を全力疾走していた。今の想いを伝えるために。

 

確か今の時間は、ええっと、海未ちゃんとことりちゃんが弓道場を出てきたところだ。

私は靴を履き替えないで、上履きをのまま昇降口を抜ける。

息が切れるのを耐えて、それでもかってくらいに地面、――駆ける。

待ってて、海未ちゃん、ことりちゃん。

 

「穂乃果、どうしたのです? そんなに慌ててしまって、しかも、穂乃果、それ、上履きのままですよ」

「海未ちゃんっ、ことりちゃんっ、私たちでアイドルをやろうっ、多分、私ひとりじゃ何もできない。だから、二人の力を貸してほしいのっ! 今は言えないけど、私はアイドルを始めたい! 海未ちゃんが言うように、私たちがアイドルなんて無茶苦茶かもしれない。それでも、私は……、私は――」

 

「穂乃果ちゃん、私やってみようかなアイドル、ねぇ海未ちゃん?」

「やりましょう。私たち三人でアイドルを。とりあえず、これでも飲んで落ち着いてください」

海未ちゃんから差し出されたのは、一本のスポーツドリンクだった。

 

 

翌日。

 

「なんですか?」

私は、絵里ちゃん、いや、生徒会長に一枚の紙を渡す。

「アイドル部の申請書と、講堂の使用許可を頂きたいと思いまして」

「部の設立には最低5人必要なの、それに、この日は、新入生歓迎会の後よ。何をするつもり?」

「人数は、何とかなります!その日は、ライブです。私たちスクールアイドルを結成したので初ライブをやります!」

新入生歓迎会は遊びじゃないのよ?」

 

続く

 少し前に書いたものです。その時は鬱になってしまい書けなくなってしまいましたが、今なら続き、書けますよ?

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